もくじ
セグウィット問題でビットコインが暴落!?
セグウィット問題とは
セグウィット問題とは、ブロックチェーン上に書き込まれるデータサイズを小さくする為に、取引記録であるトランザクションの部分と、電子署名の部分を分ける解決案の事です。
セグウィット問題とは、SegWit(Segregated Witnessの略)で、今までビットコイン・カンファレンスでよく議論されていた問題です。
なぜ議論されるようになったかというと、世界のマイナーのほとんどを占める中国が、セグウィットに対して異議を唱えたからです。
なぜ意義を唱えたかというと、中国は、インターネットのインフラ整備が出来ていないため、通信回線が他の国と比べても遅く、マイニングにおいて通信速度の速い国と比べた場合、不利になるからです。
その為、ビットコインの普及を考えるなら、より早く処理できるに越したことはありませんが、あえてデータサイズを大きくすることで、通信速度が遅いままにしています。
もちろん現在では、このセグウィット問題は解決し、既に署名部分とトランザクション部分を切り離しています。
さて、簡単にセグウィット問題について解説しましたが、そもそもビットコインの仕組みが分からなければ、いくらセグウィット問題について解説しても分かりにくいと思います。
そこで、改めてビットコインに関する技術をおさらいしたいと思います。
ブロックチェーンのしくみ
ビットコインやその他の仮想通貨は、ブロックチェーンという仕組みを利用して、決済したり署名をしたりしています。
そのブロックチェーンを簡単に説明すると、ブロックチェーンは、過去のすべての取引記録であるトランザクションを、1つ1つの取引を10分ごとに1つのブロックにまとめ、マイナー達が競って承認作業(マイニング)を行い、ブロックチェーンの最終尾に追加していきます。
この仕組みをブロックチェーンと呼んでいます。
しかしこのブロックチェーンも、問題点があります。
それは、ビットコインの取引量が増えたことにより、1つ1つのブロックが重たくなってしまい、承認作業に時間がかかり過ぎるという事です。
ビットコインのスケーリング問題に発展
ビットコインが採用しているブロックチェーン技術は、1つのブロックに数千の取引記録と、承認作業による電子署名が含まれていますが、今まで全ての取引データが記録されている為、年々承認作業に時間がかかることが問題視されるようになりました。
それが、ビットコインのスケーリング問題です。
当初、ビットコインのブロック1つあたりのサイズhあ、1MBとされていましたが、ビットコインが普及するにつれて、1MBでは全てのデータが入りきらなくなるだろうともよばれています。
現在、ビットコインは、セグウィット問題とスケーリング問題に揺れています。
今後どうなるのか!?全世界のビットコイン投資家が注目しています。
セグウィットとBIP148.BitcoinUnlimitedが揉める?
ビットコインの問題である、スケーリング問題とセグウィット問題ですが、実は、まだ答えは明確に決まっていません。
この問題は、2017年8月1日に決まるとされています。
ソフトフォークされるのか、またはハードフォークになるのか?
全世界中のビットコイン投資家や取引所が注目しています。
セグウィット問題については、過去にも「モナコイン」や「ライトコイン」での成功事例もあります。
ビットコイン始まって以来の大きな問題であるセグウィット問題。
このタイミングは、正直チャンスです。
それは、ほとんどの仮想通貨銘柄が一時暴落する可能性が高いからです。
2017年5月以降から常に右肩上がりで価格の上昇が続いていて、なかなか買うタイミングがなかったかもしれません。
だからこそ今がチャンスです。
いつでも投資できるように、取引所を解説し、日本円を入金して備えることをオススメしています。
まだビットコインの購入方法が分からない方は、下記を参照して口座開設しましょう。