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仮想通貨のアービトラージ(裁定取引)は稼げるの!?

アービトラージ(裁定取引)とは
アービトラージ(裁定取引)とは、仮想通貨の取引所間での同じ銘柄の価格差を利用して稼ぐ方法です。
価格差に注目すると、仮想通貨の取引所間で、同じ銘柄でも価格差があることがわかると思います。
この価格差を利用し、一番安い取引所で仮想通貨を購入すると同時に、一番高い取引所に送り、すぐに売却すればその価格差が儲けになります。
そんなことが可能かとういうと、実は可能です。
実際に国内取引所のビットコイン価格を例にとって説明します。
おすすめのサイトは、『酷なビットコイン市況』を参照してみてください。

上記の『国内ビットコイン市況』を見るとそれぞれ、最終取引価格が違う事が分かります。
※2017年11月8日現在
つまりこの場合、コインでビットコインを829,519円で購入し、コインチェックにビットコインを送信し830,569円で販売すると1ビットあたり1,050円の利益になります。
これがアービトラージ(裁定取引)で稼ぐ仕組みです。
アービトラージ(裁定取引)のメリット・デメリット

アービトラージ(裁定取引)のメリット
アービトラージ(裁定取引)を実際にして見ると、下記の2つの特徴があります。
メリット
- 価格変動のリスクが少ない
- 相場の影響を受けにくい
アービトラージ(裁定取引)は、その時の価格差で稼ぐため、長期間保有しません。だからこそ価格変動のリスクを受けにくくなります。
また上げ相場や下げ相場などの場面でも、関係なく利益を上げることができることもメリットの1つです。
アービトラージ(裁定取引)のデメリット
どんな投資に関しても言えることですが、100%メリットしかない!と言うことはありません。
アービトラージ(裁定取引)にもデメリットは存在します。
デメリット
- 資金の送金ミス
- 送金中の価格変動リスク
送金中の価格変動リスクとは、A取引所からB取引所に送金中に、価格が差益以上に変動した場合、損をする可能性があると言うことです。
また間違って、ウォレットアドレスに送金してしまった場合、返金までに時間がかかったりしてしまいます。
これらのリスクは、相場をみながら行うと、ある程度は回避できると思いますが、念の為に頭の片隅にでも入れておいてください。
アービトラージ(裁定取引)を始めよう!

仮想通貨の国内取引所は最低でも3つ作ろう!
アービトラージ(裁定取引)を行うには、最低でも国内の仮想通貨取引所を3つは作りましょう。下記の5つの取引所アカウントを開設すればより利益を上げるチャンスが増えます。
国内の仮想通貨取引所一覧
取引所名 | オススメ度 | 口座開設 |
---|---|---|
COINCHECK | ★★★★★ | 詳細 |
bitflyer | ★★★★★ | 詳細 |
Zaif | ★★★★★ | 詳細 |
BITPOINT | ★★★★☆ | 詳細 |
bitbank | ★★★★☆ | 詳細 |
特に初心者の方の場合、サポートのしっかりしている国内の取引所から始める事をオススメしています。
慣れてきたら、海外の取引所で口座開設して行うとより多くの利益を得ることが可能です。
アービトラージ(裁定取引)のオススメ銘柄
取引所の開設が完了したら、まずは、取引所と銘柄を決めましょう。
オススメの組み合わせはを下記に紹介します。
- XEM(ネム)・・・コインチェックで購入し、Zaifで売却
- XRP(リップル)・・・コインチェックで購入し、BITBANKで売却
- BTC(ビットコイン)・・・ビットフライヤーで購入し、Zaifで売却
特に、アルトコインを売却する場合、Zaifは指値で売却することが出来る為、より利益を出しやすくなっています。
アービトラージ(裁定取引)まとめ
仮想通貨の取引所間で、仮想通貨の同銘柄の差額で稼ぐ方法「アービトラージ(裁定取引)」について、解説させていただきました。
上げ相場下げ相場に関係なく、チャンスは転がっていますし、短期売買を行うため、価格変動リスクを回避しやすくなります。
また取引所を開設するだけなので、特にコストが発生することもありません。
逆に、取引所破綻リスクにも備える事を考えると、トレンドやチャートが読めない初心者でも、比較的簡単に利益を出せるアービトラージ(裁定取引)は、初めにやるべきかもしれませんね。